新海誠の世界

新海誠の世界



新海誠の世界を紹介します。新作ショートムービー「だれかのまなざし」が大注目!さらに2013年には「言の葉の庭」が上映予定で、何かと注目の新海誠監督。「ほしのこえ」「空の記憶」「秒速5センチメートル」などの作品で名声を上げている新海誠とは?画像や壁紙,背景も人気です。新作「星を追う子ども」の制作最新情報やライバルと目される細田守の「時をかける少女」との比較など。

新海 誠(しんかいまこと)のプロフィール

 「新海 誠」という名前を知っていたわけではありませんでした。最初はタレントの名前かなと思っていたのですが、実はCGアニメ作家だと分りました。
 私は昨年、「風速5センチメートル」というDVDを見ていたのですが、その監督が新海さんだとは意識していませんでした。ネットの話題で人気が出ているので、調べて分かったのです。


 ここで、新海誠さんのプロフィールをウィキペディアの引用でご紹介しますね。

新海誠さんの素顔
 新海誠さんは、大学卒業後日本ファルコムに勤務し、同社のパソコンゲームである「英雄伝説 ガガーブトリロジー」や「イースIIエターナル」などのオープニングムービーを制作する傍らで自主制作アニメーションを制作し、1998年に『遠い世界』でeAT'98にて特別賞を、2000年に『彼女と彼女の猫』でプロジェクトチームDoGA主催の第12回CGアニメコンテストでグランプリを獲得しました。『彼女と彼女の猫』は、心の琴線に触れると一部で評判になったそうです。
 日本ファルコムに5年ほど勤めた後、退社しフリーになりました。


2002年に公開した『ほしのこえ』は、監督・脚本・演出・作画・美術・編集などほとんどの作業を一人で行った約25分のフルデジタルアニメーションで、従来の自主制作のレベルをはるかに超えたクオリティーの高さが注目を浴びました。
 本人は「村上春樹の作品から影響を受けている」といっています。
 この作品で第1回新世紀東京国際アニメフェア21公募部門で優秀賞を受賞し、実行委員会委員長の石原慎太郎都知事から「この知られざる才能は、世界に届く存在だ 」と絶賛を浴びました。


雲のむこう、約束の場所
他にも、第7回アニメーション神戸・第6回文化庁メディア芸術祭 デジタルアート部門特別賞・第34回星雲賞 メディア部門・第8回AMD AWARD BestDirector賞など多数の賞を受賞する逸材となりました。


2004年には初の劇場長編作品となる『』を公開。前作以上の作画のクオリティーと巧みな演出、音楽とのマッチングが大いに評価され、この作品で宮崎駿監督の『ハウルの動く城』などを抑え、第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞しました。


一方、アダルトゲームブランド「minori」のゲームのオープニングムービーを数多く担当し、従来にないほどの質の高い動画でファンも多数。その特徴的な作風は「新海節」などともいわれるほど。


2007年3月3日には、最新作である連続短編アニメーション『秒速5センチメートル』が公開され、7月にはDVDも発売しました。2008年1月中旬から2月中旬にかけてヨルダン(アンマン)、カタール(ドーハ)、シリア(ダマスカス)において現地のクリエイターを対象としたデジタルアニメーション制作のワークショップを行った後、現在はロンドンに滞在しているようです。

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新海 誠(しんかいまこと)の作品

彼女と彼女の猫


作品「彼女と彼女の猫」から
1999年の初夏から初冬にかけて作成した、自主制作アニメーションです。製作期間とマシンへの負担を少しでも減らすため、全編モノトーンです。手描き主体ですが、3Dソフトも補助的に使用してます。合成は全編AfterEffectsを使用しています。
 生活していくことの漠然とした寂しさ、微かな痛み、ささやかな温もりなど、言葉では伝えにくい感情を映像と音に託しました。

しのこえ


2039年、人類の調査隊は火星のタルシス台地で異文明の遺跡を発見したが、突然現れた異生命体によって全滅させられてしまう。その異生命体はタルシアンと名づけられ、その脅威に対抗すべく国連宇宙軍が組織された。


作品「ほしのこえ」から
 2046年、中学三年生の長峰美加子は、国連宇宙軍のロボットのパイロットの選抜メンバーとなり、翌年にはタルシアンの追跡調査のため編成されたリシテア艦隊の一員として、同艦隊旗艦〔リシテア〕に乗艦、地球を発つ。ほのかな恋心を抱く友人、寺尾昇を残して。調査艦隊がタルシアンの痕跡を追って、地球から離れてゆくにつれ、ミカコとノボルの距離も光年単位で離れ、二人の携帯電話メールのやりとりにかかる時間も次第に長くなってしまう。


 ついにはミカコは地球から8.7光年の距離に位置する惑星アガルタに降り立つ。そこでミカコは、地球に届くのに8年もかかるメールをノボルに送信する。そこに突如タルシアンが出現。攻撃を受けた艦隊は全滅の危機に瀕する。ミカコは艦隊を救うため、最後の戦いに臨む。


雲のむこう、約束の場所


作品「雲のむこう、約束の場所」から
1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」(えぞ)と名前を変えていた。ユニオンは蝦夷に天空高くそびえ立つ、謎の「ユニオンの塔」と呼ばれる塔を建設し、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらしていた。


 青森に住む中学3年生の浩紀と拓也は、海の向こうの「塔」にあこがれ、ヴェラシーラ(白い翼の意)と名づけた真っ白な飛行機を自力で組立て、いつか「塔」まで飛ぶことを夢見ていた。また2人は同級生の沢渡佐由理に恋心を抱いており、彼女にヴェラシーラを見せ、いつの日にか自分たちの作った飛行機で「塔」まで連れて行くことを約束する。


 しかし、突然佐由理は何の連絡も無いまま2人の前から姿を消してしまう。動揺した2人は飛行機作りを止めてしまい、喪失感を埋め合わせるように浩紀は東京の高校へ進学し、拓也は地元の高校へ進学して勉学に打ち込むことになる……。

秒速5センチメートル



 小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。


作品「秒速5センチメートル」から
 そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。
貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。3本の連作アニメーション作品。




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新海誠の新作「だれかのまなざし」
最新情報!

 新海誠の新作ショートムービー「だれかのまなざし」が発表されました。本作は、新海誠と野村不動産がコラボレーションするプロジェクトです。
野村不動産の展開するマンションブランド「プラウド」のオリジナルショートムービーとして位置づけられ、「時を超えても、家族の絆をより深く美しく包み込む」というメッセージがアニメのに込められているそうです。


また、2013年には、「言の葉の庭」というアニメ新作品の上映も予定されています!今年も新海誠ワールドが全開しそうですね!

新海 誠のライバル「細田 守」とは?


細田守「時をかける少女」から
 現在、新海誠の最大のライバルと目されているのが、「時をかける少女」で一大注目を浴びた「細田 守(ほそだ まもる)」なる人物です。

 細田さんの略歴を紹介するのはスペースの関係上無理なぐらい、下積み、経験の豊富な方で、あの宮崎駿率いる「スタジオジブリ」へのオーデションを受けて不合格となったのは有名です。

 その後、スタジオジブリの「「ハウルの動く城」などにも関わるが、撮影中止の事態に陥るなど、ジブリとの相性は良くないようです。


 人によっては、「新海誠を超える」と言われるほど評価を上げたのは、「時をかける少女」の作品の完成度だと思います。原作は言うまでもなく筒井康隆の小説『時をかける少女』なのですが、実写版を超えるほどの感性と巧みなアニメ技法で、多くの人々から絶賛されました。

新海誠 動画コーナー

新海誠さんの作品を使ったyoutube投稿を参考としてご紹介します。

とても貴重な動画ですが、いつ削除されるかはわかりません。


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