エイチアンドエムの世界戦略~ついに銀座店オープン!

H&M (エイチアンドエム) は、スウェーデンのアパレルメーカー、ヘネス・アンド・モーリッツ (Hennes & Mauritz) が展開するファッションブランドです。その最大の特徴は低価格にもかかわらずファッション性の高い服ということで世界的に注目を集めているんです。
H&M(エイチアンドエム)の店舗は世界中にあり、2008年9月現在、30ヵ国に1,600以上の店舗を展開しています。また、社員の数は68,000名以上といわれるほど大規模なアパレルブランドに成長しました。
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エイチアンドエム銀座店がオープン。次は原宿?
H&M(エイチアンドエム)銀座店がオープンしたのが先日の2008年9月13日です。オープン当日は長蛇の列が出来ましたが、今はずいぶん落ち着いてます。銀座7丁目に所在する『GINZA gCUBE』の地下1階から地上3階までの4フロアーでの営業です。

もちろん、レディスだけでなく、メンズも取り扱っていますので、男性の方も気軽にお立ち寄りくださいね。
さて、関心時はH&M(エイチアンドエム)の次の出店地ですが、すでに決定しております。っていうか、もう建設中でまもなくオープンすることが決定しているのですがご存知ですか。
そう、原宿店です。場所は東京都渋谷区神宮前で、若者の集まる原宿の明治通り沿いにある旧フォレット原宿(ラフォーレ原宿別館)跡地です。この原宿店での注目は日本のデザイナー川久保玲の「コム・デ・ギャルソン」とコラボです。川久保玲は「H&Mとコラボしたコレクションは、いままでよりも幅広い層のお客さまに、クリエイティブなファッションと出会っていただけるチャンスだと思います」と語っています。
ある意味ベーシックなラインが中心の銀座店に対し、若年層が集まる原宿では日本初登場となるティーン向けのライン「DIVIDED」が登場します。ストリートやクラブファッションから最新のトレンドを取り入れる同ラインは、すでに海外では絶大な人気を誇っているそうです。
さらに09年秋、渋谷文化村通り・ブックファースト跡地に開業する複合ビル内に、3店舗目となる渋谷店の出店も発表されています。なんと売り場面積2800平方メートルの大型店となる予定。
とりあえず東京進出ですが、近い将来、必ず日本各地に展開することが予想されます。
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エイチアンドエム
人気のヒミツを解く!
スェーデンのアパレルファッションメーカーだったH&M(エイチアンドエム)社が世界展開するまでには、様々な遍歴がありました。少し歴史を紐解いてみますと、H&M社は1947年、スウェーデン中部の都市ヴェステロースで創立されました。この時点では婦人服しか作っておらず、社名も「Hennes」(スウェーデン語で「彼女のもの」という意味)でした。

20年後の1968年にストックホルムの狩猟用品店「Mauritz Widforss」を買収したときに、その在庫の中に紳士服があったことから、店名も「Hennes & Mauritz」に変えました。その以降、「H&M」という略称を正式なブランド名としています。
また、近年ではデザイナーとのコラボ商品が恒例となり、カールラガーフェルド、ステラ・マッカートニー、ヴィクター&ロルフなどの有名デザイナーとのコラボを展開しています。最近では、マドンナやカイリーミノーグとのコラボ商品も発表しましたよね。
そのH&M(エイチアンドエム)がここまで人気になったの最大の理由は、「商品の安さ」と「デザイン性の良さ」です。ニューヨークのマンハッタンを歩いていると、H&Mと書かれたビニール袋を持っている人たちを良く見かけるようになりました。
H&M(エイチアンドエム)の事業展開の特徴としてひとつ特筆すべきは、いくら人気アイテムであっても再生産を行わず、新商品の開発に注ぎ込むといった企業戦略にあります。
H&Mのディスプレイ注目!

日本のH&M(エイチアンドエム)じゃないんですが、とってもお洒落で、見ていて飽きないほど洗練されたディスプレイなので、掲載してみました。
掲載主は「mohri」さんという、現在イタリアはミラノで語学を中心にファッションやテキスタイルを修行中の方です。「milano MR 260611」というサイトです。素敵なので引用させてもらいました。
「mohri」さんのサイトでは、H&M(エイチアンドエム)のほかにも、さまざまなデザイナーブランドのディスプレイをたくさん紹介していますので、ぜひ一度ご覧になるといいですよ。